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大学進学を考えるにあたって

大学で何を学ぶ?

学部研究に取り組もう

 受験勉強と並行して早くから取り組みたいのが「学部研究」です。志望学系をある程度固めておかないと、志望校を絞り込んでいくのが難しくなります。現在の大学入試は学系によって課される科目・出題範囲が大きく異なります。志望学系を決められないと、勉強すべき科目が決められないことになります。受験に対する目的意識があいまいになり、モチベーションが上がらないでしょう。3年生の夏休みが明けるとAO入試が活発に行われていますし、秋には推薦入試も控えています。これらの受験を考える場合、遅くとも3年生になる頃には志望学系を固めておきたいものです。
 「志望する学部がなかなか決められない」という人は多いかもしれません。しかし、安易に受験して「こんなことは自分のやりたいことではなかった」「全く興味が湧かない」と、入学してから後悔するようでは何のために大学に進学するのかわかりません。少しずつでも絞り込んでいけるとよいでしょう。
 なお、大学の学部・学科には医療系学部や教員養成系学部のように、大学卒業後の職業と学問とが直結しているものもありますが、それ以外の学部では「大学での学び」と卒業後の進路とが必ずしも密接な関係にあるわけではありません。「自分の将来像」や「希望する職業」がはっきりしないということであれば、大学へ進学した後に自分の可能性を探るのもいいかもしれません。その意味では「何を学びたいのか」をキーにして学部選択をしていくとよいのではないでしょうか。
 自分の「興味・関心」「得意科目」などから、大学4年間で「探究したい学問」を絞り込んでいくとよいでしょう。

変化する大学の学部

 近年、大学の「学部の新設・再編」が活発です。2017年度の大学の学部数は、約520種類あります。1990年度には約100種類でしたから、30年近くで5倍以上になりました。新しく設置された学部や学科には、従来みられなかった名称も出てきました。「こども」「コミュニケーション」「マネジメント」「グローバル」といった、かな・カタカナまじりの学部・学科も多く、名称だけでは具体的な学問内容が分かりにくいものもあります。
 また、高齢社会の到来で、「健康・福祉」「医療・看護」領域の社会的ニーズが高まっています。さらには、ビッグデータ、人工知能、IoTなどに代表されるように、情報技術に対する社会のニーズも急速に高まっています。2020年には東京オリンピック・パラリンピックを控え、グローバル化も注目を集めています。近年新設された大学や学部は、こうした時代のニーズを受け、医療、国際、情報、スポーツに関連したものも目立ちます。とくに看護系はここ数年、毎年多くの学部・学科が新設されています。国際系も全国区の有名大学で次々と学部が新設されていることもあり、受験生の関心が高い学部系統です。
 国公立大を中心に地方を活性化させる人材を養成する学部の新設もみられます。社会に役立つ人材の育成は、大学の使命の一つです。各地で課題となっている地方創生の起爆剤として大学が研究や人材育成に取り組むことで、その役割を果たそうとしているのです。
 興味のある大学については、大学案内や大学のホームページ等をみてカリキュラムや研究内容を比較してみるとよいでしょう。


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