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親の気持ち、子のキモチ

親子の話し合い〜子どもの考えを知り、親の考えを伝える


 大学受験に際し、親の考えを伝えることは大切です。人生の先輩である親の意見は、進路決定の重要な参考になるでしょう。しかし、親の考えだけを押しつけてはいないか、注意する必要があります。子どもも一方的に言われるだけでは素直に従えるものではありません。アドバイスをするにしても、まず子どもの考えをじっくり聞いてやることが大切です。自分の考えも尊重されていることが分かれば、お子様も心を開くのではないでしょうか。

 話し合いのなかでも欠かせないのは費用面についてです。大学進学にかかる費用は、多くの場合、家計をかなり圧迫します。子どもも充分、親に負担をかけているという自覚を持っているようです。子どもに心配させまいと、学費について一切話し合いをしないのは考えものです。
 受験生の回答には、「受験に必要な経費を伝えるたびに嫌そうな顔をされた。見ているこっちが辛くなった」などというものがありました。不快感がつい顔に出てしまうのも、家庭の経済事情を子どもが理解せず、協力もしてくれないという親の思い込みが要因となってはいないでしょうか。親がストレスを溜めたりするのでは逆効果です。

 国公立大・私立大のどちらに進学するか、地元の大学か、親元を離れて一人暮らしをするのか。子どもの進路選択によって、家庭の出費は大きく変わってきます。なるべく早い時期に、親の希望や家庭の経済状況を子どもに伝え、奨学金や給費生制度の活用も含めて、きちんと話し合いをしておきましょう。

受験について話題になったこと
 ※保護者アンケート:2017年4月実施

大学進学・受験に関してお子様と話し合いをしましたか?

  • 何の学問をしたいのか。自宅通学か、寮生活か、一人暮らしか。どこの大学で勉強したいか。どこの大学を併願するか。(千葉県 S・Cさん)
  • 本人の学びたい内容と合致しているかを第一に、立地、キャンパスの雰囲気、校風などを話し合った。(静岡県 H・Mさん)
  • 医学部を目指していたのですがセンター試験で失敗し、前期試験の学部・後期試験の学部選択で、話し合いました。(兵庫県 H・Aさん)
  • 自分の目的がはっきりしていて、それを達成するためにはどこが一番良いのかを話し合いました。(愛知県 K・Mさん)
  • 希望学部。将来の職業と希望学部の関連。学費について。何のために大学に行きたいのか。(神奈川県 S・Yさん)
  • 大学卒業後の「その先」に何をしたいのか。(東京都 Y・Tさん)
  • 勉強方法や困っていることはないか、センター試験の点数で受ける大学をどこにするかなど。(静岡県 M・Cさん)
  • 複数回受験パターン(センター利用・併用、単独等)がある学校でどの方法で受験するか。進学先の優先順位。(神奈川県 T・Nさん)
  • 子ども自身の第一志望校への思いが強かったので、自身の経験を踏まえアドバイスと応援の思いを伝えた。(大阪府 H・Tさん)


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