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センター試験 生物基礎

学習アドバイス

 2018年度本試験では、小設問16問中14問が知識問題でした。2017年度と同様に、2018年度の本試験も知識問題の割合が高く、2019年度以降もこの傾向が続くと予想されるので、まずは教科書に記載されている基本的な知識や用語を正確に理解し、覚えておく必要があります。また、知識問題では、正誤の判断にやや詳細な知識を必要とする選択肢が含まれることがあるので、これらの問題に対応するためには、教科書の本文だけでなく、「図・表」、「観察・実験」、「参考(コラム)」、「探究活動」なども含めて隅々まで十分理解しておく必要があります。(ただし、教科書の「発展」に記載されている内容はセンター試験では出題されません。)
 2018年度の本試験では出題されませんでしたが、これまでの本試験では例年計算問題が出題されています。2019年度以降も、「ミクロメーターによる測定」、「DNA中の塩基組成」、「細胞周期」、「腎臓における濃縮率・再吸収率」、「酸素解離曲線」、「暖かさの指数」、「生態系内の物質循環とエネルギーの流れ」などに関する計算問題が出題される可能性があります。計算問題で点数差がつきやすいので、問題集や過去のセンター試験などを用いて十分に問題演習を行い、計算問題に対応できるようにしておきましょう。
 2018年度の本試験では考察問題とともに、図から選択肢の正誤を判断する問題が出題されました。2019年度以降も、図や表などの資料にもとづいて選択肢の正誤を判断する問題や、実験結果などにもとづいて考察する問題が出題される可能性があります。このような問題では、設問文や選択肢の文意を理解する力、与えられた図や表を正確に読み取る力、論理的に思考する力などが要求されます。計算問題と同様に、問題集や過去のセンター試験などを用いて十分に問題演習を行い、対応できる力を養っておきましょう。


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2018年度問題構成と設問別分析

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 生物と遺伝子 19 3 A 生物の特徴
4 B 遺伝子の本体・核酸
2 生物の体内環境の維持 15 3 A 体液・腎臓
2 B 自律神経・ホルモン
3 生物の多様性と生態系 16 2 A バイオームの分布
3 B 植生の遷移
合計 50 17  

設問別分析
第1問
Aは生物の特徴に関する知識問題、Bは遺伝子の本体と核酸に関する知識問題であった。問2のリボソームと問4の小胞体は、生物基礎の教科書では発展として取り扱われている用語である。問5は、すべて正しい研究成果であり、「形質の遺伝を担う物質がDNAであることを明らかにした成果」を選ぶ必要がある。エイブリーらの実験やハーシーとチェイスの実験については、参考やコラムなどに記載されている教科書も多いので、教科書の本文だけではなく、参考やコラムなどについてもしっかりと学習しておこう。
第2問
Aは体液と腎臓に関する知識問題、Bは自律神経とホルモンに関する知識問題であった。問1の体液に関する文章正誤問題は、2017年度本試験第2問の問2、2016年度本試験第2問の問4などでも同様の問題が出題されている。また、Bのリード文は2017年度追試験の第2問Aのリード文と類似の内容であった。センター試験では、同じ内容の問題が繰り返し出題されているので、追試験も含めて過去問には必ず目を通しておこう。
第3問
Aはバイオームの分布に関する知識問題と図にもとづいて選択肢の正誤を判断する問題、Bは植生の遷移に関する知識問題と考察問題であった。問4は表1の調査結果から考察する形をとっているが、知識問題として解答することが可能である。問1では世界のバイオームの分布に関して、「年平均気温」と「年降水量」の具体的な数値まで覚えておく必要があった。センター試験は知識問題が中心であり、詳細な知識が要求されることがあるので、教科書の内容を隅々まで正確に覚えておこう。

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センター試験 解答

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平均点の推移

年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度
平均点 35.6 39.5 27.6 26.7

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