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センター試験 化学基礎

学習アドバイス

 センター試験「化学基礎」は、教科書の全範囲から万遍なく出題されます。
 知識が必要な分野では、教科書などで基本事項を確認、暗記した上で、高校の教科書傍用問題集などで演習を積み、知識の定着度を高めることが重要です。計算問題は、教科書の章末問題の演習で十分対応できますが、単に公式を覚えるだけでは厳しい問題も出題されます。計算式の立て方や考え方を理解しながら学習を進めましょう。なお、基本的な学習では、マーク式の問題にこだわる必要はなく、教科書傍用問題集などを使うとよいです。
 センター試験で高得点を取るためには、センター試験の出題形式や時間配分に慣れておくことも重要です。センター試験の過去問に加えて、全統マーク模試や全統センター試験プレテストなどの模擬試験を活用すれば、本番のセンター試験に十分対応できます。これらの問題をしっかりと復習し、理解を深めておきましょう。また、日常生活に関わる物質、実験に関する内容が重視される傾向にあるので、教科書に載っている身近な物質や実験も確認しておきましょう。


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2018年度問題構成と設問別分析

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 物質の構成 25 9 元素の性質、結晶、電子配置、分子やイオンの電子数、化学量、物質の溶解と元素の検出、状態変化、物質の用途
2 物質の変化 25 7 化学量、溶液の濃度、pH、中和滴定、酸化還元、電池
合計 50 16  

設問別分析
第1問
元素の性質、結晶、電子配置、分子やイオンの電子数、化学量、物質の溶解と元素の検出、水の状態変化、物質の用途から出題された。
問1の陽イオンになりやすい原子、共有結合の結晶、問2のホウ素原子の電子配置は基本事項である。問3の電子の総数は、多原子イオンが含まれており、戸惑った受験生もいたと思われる。問4は、物質に含まれる元素の質量を求める問題であったが、モル質量が文字式で与えられているため、難しく感じた受験生もいたであろう。問5は、物質の溶解、元素の検出などに関する複数の知識を活用し、総合的に判断する力が問われた。問6は、水の状態変化に関する内容で、水が凝固して氷になると体積が増加することを知っていたかがポイントであった。問7では、例年どおり日常生活に関連する化学物質について取り上げられた。
基本事項を整理し、問題演習を通じて知識を定着させるとともに、普段から日常生活に関連する化学物質にも関心を持っておきたい。
第2問
化学量、溶液の濃度、pH、中和滴定、酸化還元、電池から出題された。
問1は、化学量の計算に関する問題であったが、アボガドロ数をNとした文字式で示されており、また、物質中の原子核の数について問われた点が目新しい。問2は、混合気体の質量を求める計算問題であった。問3は、溶液の質量パーセント濃度からモル濃度を求める問題であり、密度の比較で正答に至ることができる。問4は、炭酸水、血液、食酢、セッケン水、食塩水など身近な物質のpHを比較する内容であった。問5は、NaHCO3水溶液を塩酸で滴定したときの滴定曲線を選ぶ問題であった。この内容は、教科書によっては記載がなく、記載があっても参考や発展として扱われている。問6は、酸化還元反応を選択する問題であった。問7は、身のまわりの電池に関する問題であった。アルカリマンガン乾電池、鉛蓄電池、酸化銀電池の構成は覚えていなかった受験生が多かったと思われるが、リチウムイオン電池が「ノート型パソコンや携帯電話などの電子機器に使用されている」という記述から、リチウムイオン電池が充電可能な二次電池であることが判断できれば解答できる。
酸と塩基、酸化還元の基本事項を整理し、今年は出題されなかった化学反応と量的関係も含め、計算問題などの演習を十分に積んでおこう。

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センター試験 解答

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平均点の推移

年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度
平均点 30.4 28.6 26.8 35.3

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