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センター試験 政治・経済

学習アドバイス

 2018年度本試験では、政治・経済の全範囲にわたる基本知識が幅広く出題されており、教科書の範囲を超えた細かい知識がなければ解けないような難問は見られませんでした。したがって、高得点を取るためには、全分野について基本事項を確実に押さえ、未習分野や苦手分野を作らないようにすることが必要です。なお、近年の本試験では、ほとんどの資料問題が一定範囲の知識を前提としています。したがって、資料問題の対策としても、教科書の全範囲にわたる基本事項を押さえておく必要があります。
 また、センター試験の本試験では、過去に出題された事項が繰り返し出題されています。したがって、センター試験の過去問を解きながら実戦的に知識の定着を図ることが、最も効率的な学習方法です。なお、過去問の演習を行う際には、正しい選択肢で問われている知識を押さえるだけでなく、誤りの選択肢についても、どの記述がどのように誤っているのかを確認しながら知識を整理しておくことが重要です。
 さらに、近年では、需要曲線・供給曲線に関する設問やローレンツ曲線に関する設問などにおいて、理解力や応用力を試す工夫がなされています。したがって、過去問の検討の際には、経済の枠組みなどをしっかり理解した上で、理解力や応用力を養っておくことが必要です。
 余力があれば、資料集や模擬試験を利用して、地域紛争などの時事的な事項や高齢化率などの統計の数値にも目配りをし、知識を広め理解を深めておきましょう。


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2018年度問題構成と設問別分析

大問 分野 配点 マーク数
1 国家の役割の変遷 28 10
2 1970年代の国際社会の動向と日本 24 8
3 国家間・地域間・個人間の格差 24 8
4 女性の社会的地位の向上 24 8
合計 100 34

設問別分析
第1問
国家の役割の変遷に関する本文をもとに、第三の道と新自由主義、日本国憲法の基本的人権、アメリカ・イギリスの政治制度、法の支配、日本の国会や議会がもつ権限、需要・供給曲線、ローレンツ曲線、電力、日本の安全保障政策などについて出題された。問8は、問題文に示されているローレンツ曲線についての説明をよく理解したうえで解答することが必要である。電力をめぐる施策について問う問9や日本の安全保障政策について問う問10は、時事的動向についての出題であり、日頃から時事問題への意識をもちながら学習する必要がある。
第2問
1970年代の国際社会の動向に関する会話文をもとに、トルーマン・ドクトリンとマーシャル・プラン、国際通貨体制、日本の終戦から戦後復興期にかけての出来事、高度経済成長期の日本の経済社会、第一次石油危機、核兵器、日本の外交三原則、1970年代の日本の内政と外交など、政治経済に関する事項が幅広く出題された。教科書に掲載されている事項を習得していれば十分に対処できるが、戦後復興期の出来事の歴史的順序を問う問3や、日米防衛協力のための指針の策定年についての正確な知識を要する問8など、やや細かな知識を問う出題もみられた。法律の制定年などを含めて、教科書の丹念な学習が求められる。
第3問
国家間・地域間・個人間の格差をめぐる本文をもとに、トレード・オフとベーシック・インカム、国家間の格差に関する事項、貿易体制に関する出来事の順、一次エネルギーに関する資料における国名判断、経済学者、国と地方自治体の関係、社会保障制度、各国の教育費に関する資料の読み取りが問われている。問1のベーシック・インカムは時事的傾向を意識した出題であるが、消去法で解答は可能である。問3の出来事を順に並べ替える問題は、貿易体制の推移を押さえておけば解答は比較的容易である。問8は知識を前提としない資料の読み取り問題である。全体に取り組みやすい問題であり、教科書の範囲内の学習で対応可能である。
第4問
女性の社会的地位の向上について述べた本文をもとに、男女の賃金格差や管理職に占める女性の割合などの国際比較、国会の種類や議院の会議の名称と説明、地方直接請求の手続き、2001年の中央省庁再編後に設置された行政機関(復興庁)、形式的性差別に当たる措置の例外、教育や学問をめぐる権利や義務、働き方に関する法律の名称と内容、最高裁判所により違憲とされた法制度に関する知識が問われている。ほとんどの問題は教科書の範囲内の学習で対応できる。

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センター試験 解答

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平均点の推移

年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度
平均点 56.4 63.0 60.0 54.8 53.9

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